2014年2月8日土曜日

【播種から3カ月】エンバクが土にしてくれたこと。

11月初めにエンバクの播種をしてから約3カ月が経ちました。

↓参考
記事「粘土の土壌改良にえん麦の播種(2013/11/3)
記事「えん麦播種から一週間の様子(2013/11/10)


畑に播種、もしくは苗を定植するまで約3カ月となったので、今回はエンバクを鋤き込む作業をしました。
特に冬は早めにしておかないと、エンバク(有機物)が土に還りません。


エンバクはこの3カ月で約25センチほどに伸びました。
もっと伸びて欲しかったけど、少し播種が遅かった様です。それでも寒い中、立派に育ってくれました。

さて、エンバクを鋤き込む前に、この3カ月でエンバクが粘土質の土にしてくれたことは何でしょうか?

まずは根を張ってくれました。
根を張るということは、根が土を耕起してくれたということです。
そしてこの後、根が腐食すればそこが隙間となり、水はけを良くし、空気が入っていくことができるようになります。
ミミズや微生物が住みやすい環境となっていくのです。

なので、せっかくエンバクの根が作ってくれた土の構造を出来るだけ壊さないように鋤き込みたいと思います。

鋤き込みではなく、ほぼ刈るだけにします。
刈って、地表5センチ程だけ混ぜる程度にします。

※基本的に、最初に畝を作ればその後は耕起しない方針です。


20センチ以上根を張ってくれました。土壌改良を実感。


根が張っています。


やはり根が張っています。


ミミズです!ミミズの数は土壌の具合を調べる重要なバロメーター。


堅くて隙間の無い粘土質の土でも根はガンガン突き進んで耕起してくれます。


うん~。いい感じで根が張っていますね~。



雑草も根を張っているわけですから、雑草は非常に重要です。雑草を利用しない手は無いのです!

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