2017年1月22日日曜日

ホワイトセージの播種と噴霧器

ホワイトセージの播種をしました。

一箇所に3粒ずつ、98ポットに播種しました。3割のポットで発芽してくれれば上出来です。
播種したポットへの水やりのために、電池式の噴霧器を購入しました。
ジョウロの様にドバドバと水が出て土が流れてしまうという事がないので便利です!


挿し木の様子です。
全株元気な様子です。順調!


カリフォルニア産のホワイトセージの種から発芽しました!今のところ、発芽したのはたった2つだけ!
少しずつ大きくなっています。
もう少し成長したら大きめのポットに移植したいです。



こちらは自家採取のホワイトセージの種から発芽しました。播種後2週間でこんな様子です。順調!
現在発芽率は二割ほど。


挿し木と播種、どちらが増やしやすいのか。今年からはビニールハウスがあるので、1月なのに種からの発芽も既に順調です。
挿し木も生存率が高いかもしれません。

2017年1月7日土曜日

バーミキュライト+赤玉土でホワイトセージの挿し木!

ビニールハウスがあるので、こんな寒い季節にも強気で挿し木を行っていきます!

種まきや挿し木用の土って高いので、今回はバーミキュライト+赤玉土を混ぜた土で挿し木をしてみます。

バーミキュライトは50Lで980円。赤玉土は14Lで298円でした。

午前中に挿し木用にホワイトセージを収穫し、葉を3枚ほど残してあとは落としておきます。

また、カットした枝の先端はカミソリなどでスパッと斜めに落としておきます。

何日ほどバケツの中で水に浸しておきます。

今回の挿し床は、バーミキュライト:赤玉土=6:4くらいで混ぜました。

ポットに土を入れ、水をかけます。

水を吸ってキュッとしまった挿し床に、お箸で下穴を開け、そこにホワイトセージの枝を挿していきます。

軽く土を押させて完成です♪


挿し木をすればいつも9割ほど枯らせてしまうのですが・・・
これからはビニールハウスの力で成功率9割を目指します!


挿し木したホワイトセージの現在の状況

9月くらいに挿し木したホワイトセージの苗をした11月くらいに移植しました。

寒くなったので大きな成長は見られませんが、現在は脇芽も確認でき、このまま大きくなってくれる予感がします。



元々付いていた葉も、元気な色をしています。

こちらの苗は日当たりの良くない、水はけは良いところに定植しました。

早く収穫できるほど大きくなってくれることを期待しています。


ホワイトセージの取り木に挑戦!

ホワイトセージを増やすために、これまでに播種、挿し木を試してきましたが成功率が非常に低いです。

そこで時間はかかるが失敗の少ない方法であるらしい「取り木」を試してみることにしました。

ターゲットは地面まで倒してこられるような柔らかい枝です。

その枝を折れないように地面に倒して、枝の先端を土から出すようにして途中を土で被せます。

土を被せて2ヶ月ほど経ちますが、元気な様子です。



数ヶ月後~半年くらいで土に埋まった部分から発根するそうですが、長丁場になりそうです。。

発根したら親株から伸びている枝を切って分離させるそうですが、どうなったら発根しているのかがわからないためタイミングが難しそうです。

今回は11月くらいに仕込みをしましたので、ちょうど成長期の6月くらいに分離させてみようと思っています。

「取り木」は挿し木と同じで、親株の性質を保ったまま繁殖させることができます。
 ですので、品質の良い株で取り木をするとよいと思います。

取り木最大の欠点は、一度に大量の苗を作ることができないこと。。
長期戦になりますが、成功確率が高いので地道に頑張って株を増やしていきたいと思います。


タープテントでホワイトセージの育成環境を作ってみる

前回のブログ(ホワイトセージの栽培に必要な2つの重要ポイント! )で、これまでホワイトセージを育ててきた経験から2つの重要なポイントを導き出しました。

そのポイントとは、

■ 元が粘土質の畑なら、砂と堆肥を混ぜて水はけの良い土に改良して畝を高めにし、乾燥気味に育てる!

■ 風通しを良くするために早め早めに株の回りの雑草を刈る!

です。

今回は、1つ目のポイントである乾燥気味にホワイトセージを育てるための環境を作ってみることにします。

今回用意したのは、タープテント(→楽天の安いタープテントを探す)です!
ビニールハウスは非常に高いので何かいいものはないかと考えていたところ、こんなに素晴らしいものがあることに気づきました!

3m×3mサイズで、送料無料8424円です。安い!
2つ購入し、3m×6mの屋根を作りたいと思います。

タープの屋根が日照を遮ることに関しては、日陰でも旺盛に育った実験結果があるので問題ないと思っています。
理想を言えば、屋根に降った雨水をタンクに溜めることができれば最高です。
 不器用な私にできるでしょうか…


とにかくテントを組み立ててみます!

栽培中のホワイトセージの一部を覆うようにタープテントを設置します。

3mのタープテントで2畝をカバーできそうです。
私の畝は太く、畝間も広いので2畝しかカバーできませんが、もう少し詰めれば3畝カバーすることもできそうです。

今回はテントを設定した後に、畝間にもう一畝追加したいと思います。

タープを設置するとこんな感じです。

2つのテントを合わせて3m×6mです。
個人的には少し小さい気がしますが・・・(まぁそれは旺盛させてから言えって感じですね。)

本日の作業はここまで!

次は、現在の畝間に畝を一つ増やし、さらに粘土質の土質を改善するために砂と堆肥を混ぜて水はけを良くしたいと思います。

ホワイトセージの栽培に必要な2つの重要ポイント!

今育てているホワイトセージはどれも旺盛ではありません。

前回の梅雨時期に、剪定と収穫を兼ねて刈り込み過ぎたのか、今育てているほとんどのホワイトセージがスッカスカな状態です。

何が悪いのか・・・土?水はけ?日照時間?草?

あの旺盛だったホワイトセージを少し思い出してみたいと思います。

→あの旺盛だったホワイトセージの記事はこちら



旺盛していたホワイトセージは何が良かったのか?

まず、最も旺盛していたホワイトセーについて思い出してみます。

最も旺盛していたホワイトセージは、屋根だけのハウスの下で育てていました。

こんな感じです。

手前と奥、サイドも下の方はビニールがありません。
保温などの効果はありませんが、雨は避けられる環境でした。

雨が避けられるということは土が乾燥気味に管理できるということです。
やはり乾燥気味であることはハーブにとって大事な条件なのでしょうか。
ただし、自分で水やりをしないと葉が枯れてしまうことがあったので注意が必要です。夏場は週に一度はたっぷりと水をやるのがいいでしょう。
秋~春は土の乾燥と葉の様子を見ながら、たまにたっぷり水をやればいいでしょう。

屋根だけハウスで育てたホワイトセージの特徴は、成長が早く大きく太く育ったということです。一年目で花を咲かせたのは屋根だけハウスで育てたホワイトセージだけでした。

土も大事かと思います。旺盛に育った屋根だけハウスの土には、元の粘土質の土に砂と堆肥を多めに混ぜた記憶があります。そして水はけを良くするために畝を高めにしました。


意外なことに、日照時間についてはそれほど重要では無いようです。
実験的にいろんな環境で露地栽培を行いましたが、朝日は当たるが午前10時前には既に影に入る場所で育てたホワイトセージも旺盛に育っていました。
その環境は、水はけの良さそうな土。雨はかかり放題。雑草は生えない(これ重要かも。回りに雑草が多く風通しが悪い株は成長がくすぶっていたイメージがあります…)。


まとめると、ホワイトセージは「水はけと風通し」が大事であり、他はあまり難しく考える必要はないかもしれません。

■ 元が粘土質の畑なら、砂と堆肥を混ぜて水はけの良い土に改良して畝を高めにし、乾燥気味に育てる!

■ 風通しを良くするために早め早めに株の回りの雑草を刈る!


この2つのポイントに気をつけて来シーズンは旺盛なホワイトセージ畑を作りたいと思います!

2017年1月3日火曜日

冬のビニールハウスで発芽したホワイトセージ

今回は、12月でもビニールハウス内であればホワイトセージを発芽させることができるか実験してみました。

12月11日、輸入したホワイトセージの種を小さなポットに播種しました。

今後はハウス内で土が乾燥しないように水やりをして慎重に管理していきます。

それから約2週間後、ついに一つだけ芽が出ました!




さらに1週間経過し、合計3つ芽がでました!

発芽率は10%ほどです!やはりホワイトセージの発芽率は厳しいです(>ω<)

さて、冬でもハウスで発芽させることができたので、今日は追加で播種しました!
今回播種したのは自家採取したホワイトセージの種です。

49のポットにそれぞれ1〜2個の種を撒きました。

さらに、季節外れの挿し木にも挑戦!
ハウスでうまく苗に育つか実験です!

今回の挿し木がうまく行けば、今後は季節に関係なく苗作りを行えそうです!

ちなみに本日のハウス内の温度は約15度。外は曇りだったので温度は低めです。
前日は晴れでしたが、ハウス内は30度以上でした!
夜はぐっと寒くなり、外気とそれほど変わらなくなると思います。