2015年6月10日水曜日

2年目のホワイトセージの開花直前

ホワイトセージが2年目を迎えています。

1年目は、1株から1本のみ薹が立ってなんとか開花しましたが
2年目はこんなに薹が立ちました!


大量の採種が期待出来そうです。


少し開花し始めている部分も確認できます。



 下の方は葉が旺盛です。
 すべて最近までビニールハウスの下で冬を越していた株です。



ハウスで冬を越した株は大きく育っていますが、
ハウスなし露地植えのホワイトセージは冬に積雪で半分ほど枯れてしまいます。
 

2015年2月1日日曜日

アボガド栽培二週間経過。ついに発根の予兆が見られました!

水栽培で始めた2つ目のアボガド。(前回の記事はこちら

2週間ほど全く変化が無くて心配しておりましたが、
ついに変化を感じ取ることができました!

水に浸かっている部分から、発根の兆しが確認できたのです。

わかるでしょうか。。。

アボガドの種の裏側の写真なのですが、
種の中央部分の膨らみのすぐ左上ですね。
ぷくっとしてきました。
これは発根直前ですね!

楽しみです。
一度発根してしまえばその後の成長は早いと予想します。

楽しみです(^^)


ちなみに、先に土に植えた方の種(前回の記事はこちら)は、
先日、痺れを切らせてしまい種を引っこ抜いて確認してしまったのですが、
全く変化がありせんでした^^;


【追記です】
その後、アボガドくんは全く芽を出す気配がなく、そのまま土に還されたのでした。。。

簡単だと聞いていたのでショックです。
季節が早かったかな~

暖かくなったら、再挑戦します!

2015年1月25日日曜日

[自然栽培2年目] 土壌の温度を計測する。

自然栽培を開始して2年目突入の1月下旬です。

昨日は、土壌の温度を計測してみました。

畑の表面から10cm刻みに計測していきます。

計測するきっかけとなったのは、無農薬・無施肥のリンゴ栽培に成功したことで有名な木村秋則さんの書籍『リンゴが教えてくれたこと 』です。

慣行農法の畑では、畑を掘り下げていく毎に地温が下がっていきます。(人間で言う冷え性のような症状でしょうか。温度が下がる部分より下は有効な土壌ではないと考えることもできます。)

しかし、無農薬・無肥料を続けた木村さんの畑の地温は、地表すぐ下の温度も、50cmの下の地温もほとんど変わらないといいます。

さて、自然栽培を開始してちょうど一年経った私の畑ではどのような状態になっているのでしょうか。

今まで畑を掘ったことは無いので、地温の状態どころか、地層の様子も知りません。畑の地層を知っておくことは良いことかと思います。

私の畑は、以前は田んぼでしたので基本的には粘土です。それでも、表面付近は腐植質が混ざっております。ただし団粒構造には程遠く、水はけも悪いです。雨の後には畝間に水が溜まったままでなかなか抜けていきません。

早速畑を掘り進めます。

こんな感じで掘って、10cm毎に印を付けた棒を挿しました。

地温を計測するために、今回こちらの温度計を購入しました。



畑で見失わないようにこちらのオレンジ色をチョイスしました!

さて、計測します。
まずは気温を計測しました。6.1℃でした。

夕方ということで、地温より低いです。

地表10cm:9.3℃でした。


地表20cm:8.1℃でした。


地表30cm:7.4℃でした。


地表40cm:7.3℃でした。


地表50cm:7.7℃でした。


地表60cm:8.1℃でした。


地表70cm:8.6℃でした。



予想通り、深くなる毎に温度が下がっていきました。
10cmと30cmでは2℃も違います。
ただし、50cm以降は地温が上昇していきました。地球の熱が伝わってきているのですね。

計測したのが冬でしたので、測定結果から土壌の良し悪しがわかるほどの温度差が表れませんでしたので、夏にもう一度地温測定をしたいものです。


次に、土壌の様子ですが、地表から40~60cm付近で粘土質が顕著に現れました。

完全な粘土です。水が通る気が来ません(笑)
水はけが悪いのも納得です。
一年前に植えていたエンバクの根も見当たりません。(早めに刈り取ってしまったからかもしれません。)
今年も、栽培していない場所や畝間にエンバクを栽培したいと思います。

地表70cmほど掘ると、遂に砂利層が出てきました!

ここまで行けば水が流れていってくれるかもしれません。
なので、今回掘った穴には豆の残渣など、を突っ込み、その上に軽く土を被せることで暗渠として機能させることにします。


期待はしていませんが(^_^;)

2015年1月18日日曜日

アボガド2個目の栽培開始!2個目は水栽培で♪

1つ目のアボガドの種を土に植えて一週間後、料理でアボガドの種が出てきました。

今回は水栽培で育てたいと思います!

水栽培だと発根が観察できますので楽しいですね。毎日見ちゃいます。

アボガドの水栽培の方法ですが、まず3本の爪楊枝を種に刺します。コツは斜めに刺すこと!
そして、水を注いだグラスに種を置くだけです。
種の下3分の1程が水に浸かるようにします。




水は腐らないうちにこまめに替えると良いですね。

透明のグラスだと発根が観察できます。

私のアボガドはまだ3日ほどですので発根していません。


さて、1つ目の土植えのアボガドですが、こちらこんな状態です。


何かが変化しました!

種は変化しておりません。。

そうです、バナナの皮が投入されました!

最初で最後のバナナの皮の投入とさせて頂きます^^;

これ以上はこのような不自然な有機物の投入は控えていきます。

土のバランスが崩れると成長のバランスが崩れてきますからね。

ということで、今回は発根&発芽が待ち遠しい気持ちだけをお伝えするレポートでした!

アボガド栽培一日目。早速パンチを喰らいました!

ほとんど何も調べずに、前日の料理のゴミとして出たアボガドの種をプランターに植えて喜んでいた私ですが、ちょっと踏み込んで調べてみてわずか3分、大変厳しい情報が沢山目に飛び込んできました。(笑)

まず、種から育てたもの(実生/みしょう)は、実が成りにくいそうです。
この情報には参りました^^;
しかも、売られているアボカドの実は、他の種類と受粉したものなので、その種を植えたとしても、親と同じにはならないのだそうです。
よって、結実させることを目的としているなら、接木したものを購入して育てるのが良いのだとか・・・。

(いいんです!今回植えたものは観葉植物として楽しむことにしますから!そこから学ぶこともあるかもしれないですからね。ポジティブ!)

ただ、実生から育てても、5年ほどで結実に成功されている例もありました。期待がもてますね。
ただ、基本的に売られているアボガドの実は親と同じにはならないということなので、5年もかけて育てたものが激マズアボガドだったら悲しすぎますが^^;

今日からスーパーに行く度にアボガドを購入し、毎日食べてたくさんの苗木を作りたいと思います。

まずはアボガドに関する本を読みまくりたいと思います。

2015年1月15日木曜日

「リンゴが教えてくれたこと(木村秋則) 日本経済新聞出版社 日経プレミアムシリーズ」のメモ

P.35
木村さんが勉強になったという本
・「自薦農法 わら一本の革命(福岡正信)
・「有機農法―自然循環とよみがえる生命 (人間選書)(J.I.ロディル)

P.100
2007年頃の厚生労働省の発表によると、国民の48%以上が化学物質過敏症である。

P.101~
有機米(新JAS法認定)と自然栽培米の腐敗実験。
新JAS法のお米はわずか二週間で腐敗。一方、自然栽培米は何一つ変わらず。最後はアルコール発酵して酢になった。
(簡単にできる実験方法も記載されている。)

P.103
木村さんが無肥料無農薬で作ったりんごは、常温で半年間置いておいても原形を保っている。その後は、腐らないで枯れていく。(自然のものは枯れていく。人が作ったものは腐っていく。)

P.104~
有機農業で施される堆肥を間違うと大変なことになる。
硝酸態窒素は、未完熟の堆肥に多く含まれる。
土の匂いに近い完熟した堆肥であれば問題ない。
高濃度の硝酸態窒素を含む野菜は、命の保証ができない程の危険性がある。
肥料、農薬、除草剤を何も施さない栽培だと、硝酸態窒素の数字を検出するのがやったの水準になる。
未完熟堆肥を作物に使うと、家畜糞尿に含まれる硝酸態窒素が作物に入ってしまう。どうしても堆肥を使わなければならない場合は、必ず発酵を繰り返し、山の土に近い匂いがするまで完熟させてから投入すること。
腐敗と発酵はまったく違います。

P.111~
田んぼは、十分に乾いて、ヒビが出るほどになってから耕す。畑も同じ。「乾土効果」という現象がある。
乾いた土では好気性菌が働き、湿った土では嫌気性菌が働く。
田んぼは水をいれる前、自然の山の生態系を取り入れる必要がある。それを再現するためにも前年にとれた生ワラを土の上に撒く。(秋)
秋に耕起は不要。
土をカラカラにひび割れするほど乾かした田んぼを代掻きした後、田植えをする。

P.135
農地法では、趣味や家庭菜園の目的で農地を所有することを禁じている。所有には県または市町村農業委員会の許可が必要。

P.168
畑に穴を掘り、10センチ刻みに温度を測ってください。
土の中には温度が低いところ(硬盤層)があり、その場所に根がいくとそれ以上根は伸びない。(普通の畑は20~30センチのところに硬盤層がある。)
硬盤層を破壊することが自然栽培に成功の秘訣。
硬盤層は植物の根を利用して破壊することができる。大麦は2メートル近くも根を伸ばし、硬盤層を突き破ってくれる。
ただし麦は肥料喰いのために土が痩せてしまう。そこで大豆などの豆をところどころ一緒に植えると良い。豆は空気中の窒素を土壌に固定してくれる。

P.179
「トマトの横植え」
方法は、トマトの苗を地面に寝かせて植えるだけ。すると土に接した茎から根が生えてくる。10mくらい地面に這って伸びる。
トマトの原産地は雨が少なく乾燥気味なアンデス地方。この環境を再現するには畝を高くしてやる。

P.186
「回転する大根」
大根は時計回りに回っている。
抜くときは反時計回りに回すとスムーズに抜くことができる?





2015年1月9日金曜日

今日からアボガドのを育てようと思う。

母の一言「アボガドを栽培したら珍しくて売れるんちゃうか」

その一言で始まったアボガド栽培プロジェクト。

とは言っても、その一言から数ヶ月が経過しており、ようやく重い腰を上げたわけです。

なぜ、ようやく動き始めたかといいますと、昨夜アボガドを使ったサラダを作ったからです。

種を綺麗にくり抜けたので、

あ、これで明日からアボガド育てよう!

と思ったのです。


ただ、この種で発芽してくれるのか疑問だったので、インターネットで簡単に調べてみました。

うん、どうやら大丈夫だそうです!
アボガドを切った時の包丁の跡も、発芽に影響はないようです。(むしろいい影響があるかもしれない。ポジティブ!)

スーパーで買うアボガドはメキシコ産がよく見られるので、日本の冬に寒くなる地域でも育てられるのか心配していましたが、どうやらアボガドという植物は耐寒性が強いようです。マイナス5度になるような地域でも育つという情報もありましたので、とりあえず心配はいらないようです。

簡単に調べただけですぐに行動してしまう悪い癖がでました。

すぐにベランダに飛び出して、放置してあったプランター(たまたま土も入っていた。何かが育った後の土。栄養の抜けた土だろうが問題ないでしょう!ポジティブw)を確保!


土を湿らせます。


種の尖った方を上にして、半分ほど土に植えます。水を与えます。


土の乾燥防止、温度確保、それから遅効性の栄養となるように枯れ葉をまきました。これがなかなか効くんです。(経験から得た直感的なもの)


さぁ、発芽が楽しみです。
発芽までは水分を欠かさないように管理したいと思います。

さて、発芽したとして、問題は実が付くまでの期間が長いことです。4~6年程かかるのですかね。まぁこれは、辛抱強く待つしかありません。

その間にできる事といえば、苗木を多めに準備して(小さな果樹園を作る!)、根気よく土作りをすることですね。

もちろん無農薬無化学肥料が基本です。


すぐにでも開始するべきことは土作りですね。
痩せて水はけの悪い土壌を改良し続けなければなりません。
堆肥や腐葉土を投入し、草生栽培の準備をし、自然の循環だけでアボガドに栄養が巡り続けるようにしなければなりません。

発芽してそこそこ大きくなったら、早めに地植えに移行しようと思いますので、早速土作りに取り掛かるとしましょう♪