2013年10月27日日曜日

腐葉土

落ち葉には窒素がほとんど含まれていないため、分解が非常に遅い。そのため、堆肥の嵩を増すために大量の落ち葉を加えてはいけない。
まずは、落ち葉だけで腐らせて、よくこなれた腐葉土にするのが良い。
腐葉土は長い時間をかけて栄養分を放出するので、マルチとしても土壌改良材としても抜群の効果を発揮する。

葉が少量の場合には、集めて水で濡らしたものを黒いポリエチレンの袋に入れ、腐葉土として使用できるまで腐らせる。(葉に付着した菌類により腐植化が進められるため、酸素は必要ない。)

葉が大量の場合は、1.5m程の高さの金網で囲いを作り、そこに葉を入れ、水で濡らし、押さえつけ、さらに葉を入れ・・・を最上部まで繰り返す。あとは1年ほど放っておく。(何年間か熟成させてもよい。)

腐葉土を早く仕上げるためには、6ヶ月程経った時、全体量の25%の刈った芝を加える。すると3,4ヶ月後には腐葉土として使えるようになる。


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